第三節 情堵不安定な人の心

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男はエドワードが足を一歩一歩と近づけるたびに体をビクつかせエドワードが目の前に来た時、既に眼からは涙を垂らし口からは唾がとめどなく流れ揚句の果てには失禁していた それをただ見ることしか出来ないギルドの仲間達 次は自分の番だとうち震えながらも逃げることすらままならない自分に嫌気がさす だが、逃げることは出来ない これは 決定事項なのだから……… エドワードは男の右手に両手を延ばす そして……………ボキッ 親指を捩曲げた 男は鳴きながら大量の嗚呼を漏らした だがエドワードの動きは止まらない 人差し指……中指……薬指……小指 順々に右手にある全ての指が違う方向に捩曲げられていく 男はそのつど大量の嗚呼を漏らす それを聞いたエドワードは 「あぁ、いいよ。その声………そそるよ……感じちゃうよ」 一人、襲ってくる快感に体を任せていた 右手が終わるとエドワードの両手は男の左手に向かっていく そして……………グシャ 肩から全て無理矢理ひきちぎった 男は大量の嗚呼を漏らした後、ショック死でその身を赤へと染めていった
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