第三節 情堵不安定な人の心

20/26
前へ
/262ページ
次へ
エドワード以外の第三者によるエドワードの纏ゔそれ"と覇気が二人を襲う それはエドワードには劣るものの明らかに普通の奴に出せる次元ではなかった 質が量が全てが魔族、魔物を凌駕している そして、それは……… ゆっくりと…………… 舞い降りた…………… 漆黒の鱗、漆黒の翼、漆黒の牙、漆黒の魔力 全てがどこまでも深い深い深淵を顕したような黒で出来たそいつ―――ダークエーシェントドラゴン そして、ダークエーシェントドラゴンは間違いなく今、バース平原で生き残る二人に殺気と覇気を放っている 女性は裸体のまま、怯え身体を震わせている だがエドワードは…………… 笑っている エドワードが本能のまま動くには必ず条件がある 第一に血を浴びること 第二に一定の実力者の殺気を浴びること そして、第二条件はエドワードをより本能の赴くままにさせる .
/262ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25676人が本棚に入れています
本棚に追加