第四節 天国か地獄

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ハレイはのんびりと寛いでいるエドワードの前に溜まっている紙を雑に退かしながらテスト用紙を置いた そしてハレイはソファーに行きだるっと呟きながらもゆっくりと腰掛けた 「んじゃまぁ始めるか。まぁその歳で既に人型の使い魔を持つくらいだから受かると思うけどなっ。」 ハレイはマルコの珈琲を啜りながら溜め息をつき怠そうに言った 「やっぱり後ろのは使い魔だったんですね。どうも先程から人外の気がすると思いました。それにしても……………」 やはり、彼も魔法学園の教師と云うだけありやはり他人の気配などに敏感なんだろう 「楽しみですね。一体どれほどの実力、なんだろね」 彼の目が戦闘狂のように一瞬変化するが直ぐにいつもの顔に戻った 「じゃあ始めるか。時間は一時間。始めていいぞぉ。」 ハレイは時計を確認した後、合図を出し眠りにつきマルコは懐から本をだし読み始めた
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