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~20分後~
エドワードが鉛筆を机に置いた
「おいっ、終わったぞ」
「流石、速いですね。編入用のペーパーは難しいはずなんですが…………それより、ハレイ起きなさい」
マルコはエドワードの言葉を聞き、本を懐にしまうと向かいで小さい鼾をかきながら寝ているハレイの身体を揺さぶった
「んっ、なんだ。もぅ終わったのか。どれどれ、めんどくせーがさっさと採点するか」
ハレイは寝起きで重たい身体を立ち上がらせエドワードの解答用紙を奪ってソファーのところに再び腰掛けながら珈琲の隣に解答用紙を置いた
「マルコめんどくせーから半分手伝え」
命令口調だが彼の言葉には全くといっていいほど気が入ってないのがわかる
ハレイは解答用紙の半分を机の反対側に広げた
「はぁ、しょうがないですねぇ。どれどれ………ハレイ貴方って人は………」
マルコは解答用紙を見て再び大きな溜め息をつき、視線をハレイに合わせる
「これ教員採用試験の問題ですよ」
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