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「んじゃ軽く説明するぞ。お前の合格条件は俺に膝を着かせるか降参と言わせるかの二択だ」
エドワードは一瞬何かを含む笑みで笑った
「じゃあ早速始めるか」
試合開始の合図がされたがに互いに一歩も動こうとしない
二人の間にただならぬ空気がゆっくりと漂っていく
(この感じはやべぇな。こいつかなりやる)
ハレイの幾重にも重なる戦闘経験が悟っていた
エドワードの力を
だが同時に強者と闘えるかもと思い自然に笑みが漏れるハレイ
そして再び二人の間に静寂の時が刻一刻と流れていく
「そちらから来ないのならこっちから行かせてもらう」
今のエドワードには覇気も殺気もない
だが雰囲気は強者の物だった
エドワードは右足に力を込め、地面の上を体を前に倒しながら平行移動に跳んだ
そして空中で体を捻り乱回転しながらハレイに踵落としをした
一見ただの踵落としだがその力は跳躍時の反動や空中からの重力による効果などの相乗効果を産み絶大な物となった
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