第四節 天国か地獄

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そして、ハレイはエドワードの一つ上を行く早さでステージを駆ける そして、ハレイのエドワードの脳天目がけての蹴りが放たれた 同時に、マルコから再び間抜けな普段のその姿から想像できないような甲高い声を発する それに対しエドワードは小さな動作で紙一重の所で躱していく ハレイが後方に跳び退いた 直後、エドワードの口から発せられる挑発もとい遠回しに全力を出せというエドワード その言葉に反応するハレイ そして直後ハレイの体から魔力が発せられ身に纏った 現時点までの数分を見ただけでもエドワードの実力は一目瞭然 故にこれ以上の試合は無意味と考えたマルコは魔装甲をしたハレイがエドワードとぶつかる前に試合終了を宣言しようとする しかし…………
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