第四節 天国か地獄

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数秒後・・・ 四人は先程とは似ても似つかない場所に来ていた そこには入口も出口もない 一言で表すなら水晶の内部、とでもいうべきだろうか 壁は水晶のように見る者の姿を完璧に写し取る そう、此処はエドワード達がいだ地下世界"の構造に似ていた エドワード達は一度、方舟内部の広間、のような場所を介してやってきた エドワードは何度か来た事があるのか方舟から出た時、逆さまの状態であったが難無く無事に着地した リリスも持ち前の身体能力を生かしエドワードと同様に着地する だが、ハレイは自分にとって理解しがたい事が続けて起こった為か、頭が着いていかず地面が迫る直前に自身の状況に気付いた だが、ハレイも教師であり数字持ちだ 地面に頭からぶつかる直前に何らかの魔法を行使する事で着地に成功する .
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