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取り返しのつかないことをしてしまった
そして自分の取った行動に苛立ちすら感じていた…
そっと鈴に触れてみる…
普段は手の届かないところにあるそれは触ると冷たく、手を見てみると茶色い錆びが付いていた
視覚や聴覚だけでなく触覚でも今起きたことが夢ではないということを感じさせた…
その時、俺は背後から誰かの足音が聞こえた
人数はおそらく一人…
砂利を踏んでくる音…
この神社の神主さんだろうか?
逃げようにもここに起きた事実からは逃げられない…
俺は覚悟した…
怒られてもいい
殴られてもいい
もうこんな浅はかな行動はしない…
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