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その時
俺は背後に誰かの気配を感じた
…と言っても漫画のような殺気ではなくて
ただ誰かいるなぁ…と
「もう…帰るの？」
でもその人に話しかけられるとは思ってなかった
反射的に振り返る
そこに立っていたのは巫女だった
肩より少し長い黒髪
やや低めの身長に整った顔立ち
里桜さんが言ってた美人の巫女さんか…
確かに綺麗という印象もあるが可愛い感じもする
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