日常が終わる時

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「おはよぉございまぁ~す♪」 会社に着くと、奈々子が私を見つけて、元気な挨拶をする。 私は、朝が忙しかったので、少し疲れた声で返事をする。 「…おはよ~。」 「先輩? 何か元気ないですよぉ?」 奈々子が心配そうに言う。 「平気よ。 朝寝坊して、朝がバタバタだっただけだから…」 私は、そう言って自分の席に座った。 奈々子は何か言いたそうだったが、仕事が始まる時間だったので、自分の席に戻って行った。
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