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「かごめちゃん!何があったの?」
珊瑚はかごめのところに駆け寄った。
「姫羅ちゃんを…殴った。」
かごめは静かに言った。
「殴ったって、何かされたの?」
珊瑚はかごめを支えるようにたっていた。
「姫羅ちゃんが…夜叉に…き…キスしたの…。そしたら急に体が熱くなって、そしたら殴ってた。」
かごめは青ざめながら更に言葉を続けた。
「もう。犬夜叉に会わす顔がない…。皆にも…。あたし最低だよ。自分の気持ちのせいで姫羅ちゃんを殴った。凄く最低だよ………。あたしもうここにはいれない。」
かごめは泣いた。
そのかごめを珊瑚は抱き締めた。
「かごめちゃんは何も悪くないよ?大丈夫。最低でも最悪でもないよ?かごめちゃんも辛かったんだよね?だけど、私達の前からいなくならないで!かごめちゃんがいないなんていやだよ!」珊瑚はかごめに必死に問いかけた。
「もう泣かないで?かごめちゃんが泣くと私も辛いんだよ。」
「うん。ごめんね。珊瑚ちゃん。」
かごめは静かに言った。
「姫羅さん。あなたは本当に犬夜叉のこと好きなのですか?」
弥勒は姫羅に聞いた。
「好きじゃなかったらこんなに告白してないわよ!」
姫羅は弥勒に言った。
「聞き方を間違えましたね。では、あなた方とは今日初めて会いました。一目惚れかもしれないですが告白するのには早くないですか?」
弥勒は姫羅に言った。
「そ…それは…。」
姫羅は黙りこんだ。
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