亀裂と記憶

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犬夜叉はしゃがみこんだかごめのところへ行こうと駆け寄ろうとしたが 「来ないで!」 の一言でその場から動けなかった。 それから少ししてからかごめは何事もなかったかのように立ち上がり弓矢を構え犬夜叉に向けた。 「犬夜叉…。ごめんね。」 かごめはそう言うとまた矢を放った。 犬夜叉もさっきと同様必死で矢を避けていた。 暫くしてかごめの矢が尽きようとした時突然物凄い邪気が辺りを支配した。 すこしして、黒い靄がかごめの背後に現れ徐々に靄が薄れていくと犬夜叉達は息を飲んだ。 何故ならかごめの背後にいたのわ奈落だからだ。 .
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