亀裂と記憶

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「姫羅ごめん。」 「雷…。」 雷は姫羅に近づき 「姫羅。ありがとう。お前のおかげで目が覚めたよ。」 「じゃ、じゃあ―…。う゛っ…。ぁ、クッ…ら…ぃ…?」 姫羅のお腹を殴った。 「姫羅…。元気でな。」 姫羅はそのまま気を失った。 雷は倒れた姫羅の頭を数回撫でるとかごめの方に近づいてきた。 「かごめ。行くよ。今日は退散だ。」 かごめは小さくうなずくと目の前にいる犬夜叉にさっきよりは弱い力で吹っ飛ばした。 「ごめんね。犬夜叉…」 そういうとかごめも雷に近づいていき手を重ねると白っぽい光が二人を包んでそのまま消えていった。 .
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