亀裂と記憶

18/26
前へ
/100ページ
次へ
二人がいなくなってから弥勒達は気絶している姫羅の所に駆け寄った。 犬夜叉はただその場に座り込み、 かごめ―。 とだけつぶやきかごめと雷がいた場所をただ見つめていた。 その頃、 かごめと雷は奈落の城に来ていた。 「奈落様今戻って参りました。」 「ご苦労だったな。かごめ、雷。」 「あたしは雷の手当てをしてくるわ。」 「かごめ、犬夜叉を殺せるか?」 「…わからない。」 「顔は桔梗似だが中身は全く違うな。桔梗なら殺す、殺さない、ハッキリしてるからな。」 「あたしは桔梗じゃないから。」 「そうだったな。早くいけ。そして次までに体力蓄えておけ。」 「わかったは…。」 .
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

365人が本棚に入れています
本棚に追加