亀裂と記憶

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暫くしてかごめは目を覚まし暫くぼーっとしていた。 すると雷がきた。 「かごめー!あ、起きてたんだな!大丈夫か?」 「ここまで雷が運んでくれたの?」 「そうだけどどうかしたか?」 「いや。あたし重かったんじゃないかと。」 「はあ!?かごめは重くなんかないぜ?むしろちゃんと食べてるのか疑ったよ!」 「クスッ。ありがとう。雷。」 かごめは犬夜叉を想う罪悪感があったものの心配はかけられないと少し明るく振る舞った。 だが、雷は何も知らない為かごめは自分に笑いかけてくれる人を騙してると思うと尚更胸が締め付けられた。 .
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