亀裂と記憶

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「朝ごはん食べるか?ってもう昼だから昼ごはんだな!食うか?」 「うん!食べる!」 かごめがそういった瞬間お腹がなった。 「ぷっ!今持ってくるから待ってろ!」 「ご…ごめんね;//」 かごめは顔を真っ赤にして雷に言った。 「気にするなって!よく考えたらかごめ昨日から何も食ってないだろ?」 「そう言われると…;」 「じゃあ、とってくる!」 「ありがとう!」 雷は優しく微笑みかごめの頭をポンポンと二回ほど軽く叩くと部屋を後にした。 「雷…。ごめんね…。」 かごめが小さくつぶやいた声は虚しく消えた。 .
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