偽りの歴史

5/5
前へ
/113ページ
次へ
教室に戻るとクラスメイトのヨシダがいた。 タナカを見るなり、 「よう。また提出忘れか?」 と聞いてきた。こいつにはなんでもばれてしまうなぁと思いつつ、 「ああ。そうなんだよ。」 と言った。 やっぱりな、という顔をしてヨシダはにやけた。 そしてこう言い加えた。 「おいタナカ。こんな噂知ってるか?」
/113ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加