―第1章―

3/8
前へ
/215ページ
次へ
年端のいかない少女は燃えゆて崩れゆく屋敷の中で呟く。 「―――父上。母上。 兄上――。どこに…。どこにいますか―。 置いて行っては嫌です―。父上ぇ。母上―――!!」 少女は歩き続け変わり果てた家族をみつけた―。
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

542人が本棚に入れています
本棚に追加