ミカタ

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ミカタ

あたしはどっちにもミカタする。 どっちの否定もしない。 だって、見方や立場が代われば、どちらの言い方も正しいもの。 あなたの話を聞くときには、あなたの味方。 だけど、相手の話を聞くときには、相手の味方。 だから少しだけ、考えてみて。 相手からの見方を。 あなたが言っている言葉もただしい。 その代わり、相手の言っている言葉も正しい。 そんな時だって、きっとある。 それは見方がちがうから。だけど、あたしはどちらも味方だよ。
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