渇っくことのない愛

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 夜の帳が降りていく。  皆に平等に降り積もる雨のように。  ひっそりと。  それは心の闇のように。  もし、あなたが穴の空いた器なら、 そこに渇っくことのない愛を捧げよう。  例え、その穴から愛が流れ落ちていようとも、渇くことなく、愛を捧げよう。 いつまでも渇っくことのない、この溢れる愛を、捧げ続けよう。 何時までも、何時までも…。 だからあなたは、あなたの信じる道を突き進め。 例え、全ての人が反対しようとも、私はあなたに捧げよう。 あなたと言う器に、渇っくことのない愛を。
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