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背がおっきくて、
いつもぼーっと
眠そうにしてる。
(ﾎﾞｸﾉｽｷﾅﾋﾄ)
ま、仕事
忙しいんやろな。
睡眠時間がないくらい。
僕がじーっと
見つめていたら、
ぱっと目があった。
(うわ、ハズい)
すぐに目線を逸らす。
「ヤスー？」
のそのそと
ゆっくり近付いてくる
大きなかげ。
「何ー？」
『何でもないで？』
平静を装い
相手を見上げ話す。
(はよ、あっち行って！)
胸がドキドキ
うるさいねん。
絶対顔赤いわ…
「ん、そか」
ふふっと微笑み
ぽんぽんと
頭を撫でてくれる。
期待してまうやんか…
僕に優しく
せんといてよ。
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