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「最近、アルトの様子がおかしいのよね」
「そうですか?」
「なんか、ミシェルをさけてる感じなのよ、ランカちゃん‼」
「そう言われれば、シェリルさんの言うとおりかも」
今、話している、緑の髪の女の子とピンクぽい金髪の女性だ
緑の髪の女の子つまり、超時空シンデレラランカ・リーとピンクぽい金髪の女性つまり、銀河の歌姫シェリル・ノームだ
2人が話しているのは同じ学校に通っている青い長い髪をポニーテールにしている少女、早乙女アルトのことだ
「ミシェルくんも、遊び方が激しくなってますよね」
「何があったんでしょうか?ランカさん、シェリルさん、何か知りませんか?アルトさん、見てられないんです」
「たしかにね。ただ、わたしも知らないのよ。アルトとミシェルのこと」
「ルカくんなら、わかるんじゃないかな?アルトちゃん、よく相談してたし」
「そうなんですけど……」
「聞きづらいんでしょう?彼に」
「はい」
「そっか。ナナちゃん、ルカくんと」
「付き合ってるものね。私から、さりげなく、アルトに…………」
シェリルの言動が止まり、携帯に視線が刺さった
「「シェリルさん?」」
「着信があるわ。それも、アルトから」
「掛けてみてください‼シェリルさん」
「ええ」
シェリルはアルトに電話をかけた
すぐにアルトが出たが、泣いていた
「アルト!?どうしたの?何があったの!?」
「シェリ…ル…」
「なに?アルト」
「今から…会え…ないか?」
「大丈夫だけど、本当にどうしたのよ」
「話…たいこと…あるから」
「ナナセとランカちゃんもいるわよ」
「いつもの、喫茶店で待ってる」
「わかったわ。2人もなのね?」
「ああ」
「待ってなさい。すぐに向かうから」
「ありがとう…シェリル」
「いいのよ、じゃあ後でね」
「ああ。待ってるな」
アルトとシェリルは電話をきった
「シェリルさん」
「いつもの喫茶店で待ってるって」
「行きましょう、早く」
「「ええ(うん)」」
シェリル、ランカ、ナナセは4人の行きつけの喫茶店に急いだ
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