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和希心「あ 湘南」
和希『はじめて見たこんなの』
絵里『えーすぐそばに住んでるのに―――?』
和希『うん だってこんな夜遅くに外出たことなかったもん』『この14年間』
宏子『あ おじさんここでいい』
和希『あ お金…』
絵里『ばっか いーんだって そんなの』
和希『え?』
和希心「不思ギ…」
絵里『ありがとーございました』
宏子『うん いこっか』
バタン
和希心「自分チのそばなのに」「不思ギ…」
宏子『あー いたいた』
春山『そぉじゃねーじゃんよぉ』『なぁに見てんだよ―――』『ケツこっちにもってくればいんだろぉ?』『そんぐらいわかんねーのかよ――?』
宏子『ふふ 今 仕事中みたいだからちょっとここにいて』
絵里『けっけっけっ ね 怒ると恐いっていったでしょ?』
和希『うん』
絵里『あ――わかったみたい』
和希心「知らない男」
春山『どっちから出る?』
客『え あ 左ぃ』
春山『ありがとーございました――』
客『………』『ね……なんか今の子…』『変な子ぉ……』
和希「学校にはいない男」
春山『絵里ちゃーんおいで――』
絵里『ひっひっ 絵里ちゃんだってぇー』
絵里『いこ』
和希『いーよあたし』
絵里『え?』
和希『呼ばれたのえりだし』
絵里『なあにいって……』
和希『うんホントに』『あたしここにいる』
絵里『え へんなのーホントに行くよ』
和希『いーよ』
絵里『あ じゃすぐね』
和希心「男はにがてです」「だってうちに男がいないんだもん」
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