ホットロード①

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警備『ええ今回は学校の処置に任せますから』 担任『はい ありがとうございます』 和希心「ぶたのシャーペンだけは欲しかったのに…」 警備『ただし2度とこんなことないように…』 担任『はいそれは…』 担任『さ 行きましょう宮市さん』 和希心「300えん だったんだ」 担任『野澤さんのお母さんが言ったことは気にしなくていいのよ』『あなたのお母様だって 好きであなたを一人にしてる訳じゃないんだし』『あなたが2才の時にお父様を亡くして以来12年間もたった一人でやってこられたんだから』 和希『ママ一人じゃないですよ』『昔から恋人がいるんです お金持ちの』 担任『あ… あ… あ…』『そうなの?』『あ 宮市さんこの曲はね』『ブ ブラームスのセレナーデってゆー曲なのよ 知ってる?』 和希心「この人のこーゆー 一生懸命な所が面白くて好き」 担任『あ そーだわ』『あなたこの頃コーラス部の練習にも全然出てこないじゃない?』 和希心「コーラス部のみんなの口の開け方も からかってる訳じゃなくて それを見てるのがすごく…」 担任『また皆と一緒に歌いましょう?』『そしたら…淋しくないわ』 和希『先生』『また胃の薬ですか?』 担任『え…うん』 和希『ケタケタケタ』 担任『宮市さ…ん?』『前髪切りなさい』image=50093376.jpg
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