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宏子『あ オジサン湘南いって』
絵里『えっ もぉ帰っちゃうんですか?』
宏子『ううん』
女『あ 宏子あたしちょっとこっちでアソんでくから』『ごめん』
宏子『あ いーよ』
絵里『なんかスミマセーン付き合わせちゃってぇ』
宏子『んーべつにやることないしこれからハルヤマんっこいくから』
絵里『え 春山先パイのとこですか?』『春山先パイ今 湘南にいるんですか?』
宏子『うん こないだからね』
絵里『和希ー和希ーうれしー春山先パイのとこだってぇ』『かっこいーのかっこいーのめちゃくちゃぁ――』
和希『なぁにいってんのぉ絵里ー?』
絵里『えっ?』『あ だってホントにかっこいんだもんみんなホントにかっこいんだもんよー』『や…やー和希わらっちゃー』『ね ねぇ宏子さん?』
宏子『あーハルヤマー?』『うんおもしろいよあいつ』
絵里『まだ16歳…なんですよね？』
宏子『んーあたしの一コ下だからね』
絵里『あ そうトオルさんの大のお気に入りなんですよね春山先パイって』
宏子『くっく性格が似てるからじゃない?』絵里『そー だから春山先パイおこらしたら大変なことになるって』『みんないってたんだ――』
和希心｢ふーんてゆーことはトオルさんって人はよっぽどすごいひとなんだ｣
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