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店に入ると、話題は裕二の告白についてだった。
「裕二よかったな」
「ありがとう」
ペペロンチーノを頬張りながら嬉しそうに頷いた。
「こんな機会がなかったら、告白なんてできなかったもんな」
「どんな話をしたんだ?」
僕は裕二に聞いてみる。
「他愛もない話」
「何だよ勿体つけて」
照れ臭そうに笑った裕二は、ペペロンチーノを頬張りながら嬉しそうに口を開いた。
「小学生の頃から好きでいてくれたらしい」
「ほう」
「羨ましい?」
告白する前の緊張した面持ちはどこに行ってしまったのかと言いたくなる程のはしゃぎようだ。
「はいはい」
僕はカルボナーラを食べながら、はしゃぐ彼を恨めしく見つめる。
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