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数分後……
「スイマセンでした~」
俊介は額をおさえながら謝っている。あの後啓剛に謝り続け何とかデコピン1発で許してもらった。
その後俺達は校門をくぐり5人一緒の道を歩いていた。
紹介が遅れたがコイツらの名前はそれぞれ天木咲(アマキサキ)、土方啓剛(ヒジカタケイゴ)、水嶋瑠璃(ミズシマルリ)。
全員俺の数少ない仲間だ。
咲は薄い茶色のロングヘアーでほとんどの人が美少女と思うであろう整った容姿をしている。ちなみに俊介と同じ幼なじみで俺の彼女だ。
啓剛は中学生からの付き合いで190を越える筋肉質の長身に藍色の鋭い瞳、オレンジ色の短髪、厳つい顔つきで怖そうだが……まぁ実際怒ると怖いが……基本的には常識人で冷静な良い奴なので意外と人に好かれている。
瑠璃は啓剛と同じで中学生からの付き合いで咲が可愛い系なら瑠璃は美人系で流れる水のような長い髪をポニーテールにしている。
性格は姐御肌でかなり面倒見の良い性格だ。
「でも蓮も俊介君も遅すぎだよ~」
「わりぃな咲。遅くなってゴメンな」
俺はそう言って咲の頭を撫でてあげた。
「も~照れるよ~///」
咲は顔を真っ赤にして幸せそうにしていた。
「熱々だね~、お2人さん」
「まぁ今時蓮と咲みたいな純情カップル珍しいしな」
「私達だって負けてられないわね、啓剛」
瑠璃そう言い啓剛に抱き着いた。啓剛も嫌がらず優しく瑠璃の頭を撫でていた。
何となく分かると思うが俺と咲、啓剛と瑠璃はそれぞれ付き合っていて放課後は5人でいつもこんな感じだ。
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