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そんなまさに青春というような光景の中1人落ち込む人間が……
「ハァ~、どうせ俺なんて彼女いねぇしモテねぇよ……」
俊介からはいつもとは逆のダークなオーラが出ていた。
そんな会話をしつつ人通りの少ない路地に差し掛かった時それは起きた。
突然誰もいなかった所にシルバーのコートを着た茶髪のあからさまに不審者な男が現れた。
あまりにも突然だったので俺達は全員固まってしまっている。
「あ~、やっと人のいない所に来てくれたよ~龍崎蓮君」
「なんで俺の名前を知ってるんだよ!?」
俺はいきなり自分の名前を言われて驚きつつも目の前の男に警戒しながら尋ねた。
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