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朝に弱い俺が、乱暴者の姉貴にいつものように蹴り起こされ、なんで起こしたときに起きないのと母さんのチョップ(見た目スキンシップだが実は石で殴られるくらい痛い)を喰らい、気絶。10分後に目覚めて朝食を済ませる。
すでにもう母さんも姉ちゃんも食事を終えているので「最後の人間が食事の後片付けをする」という我が家の絶対王政〈ルール〉に従い、片づけを終える。
ちなみに父さんは誰よりも早くに朝食を摂るが、自分の分だけは先に洗っといてくれている。感謝だ。
学校の支度を終え、外でなぜか毎日待ってくれている姉ちゃんと一緒に学校へ行った。(遅いと殴られた。先行けばいいじゃねぇか。)
ほら、思い返してみてもいつも通りの朝だ。変わったことなんて、なにもない。
・・・・・・なんだよ、泣いてねぇよ。
ともかく、いつも通りの始まりだったんだ。ならいつも通り“普通”に終わるべきだと俺は声高々に主張する!
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