第1章 俺の日常とそれの崩壊(いきなり!?)

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朝に弱い俺が、乱暴者の姉貴にいつものように蹴り起こされ、なんで起こしたときに起きないのと母さんのチョップ(見た目スキンシップだが実は石で殴られるくらい痛い)を喰らい、気絶。10分後に目覚めて朝食を済ませる。 すでにもう母さんも姉ちゃんも食事を終えているので「最後の人間が食事の後片付けをする」という我が家の絶対王政〈ルール〉に従い、片づけを終える。 ちなみに父さんは誰よりも早くに朝食を摂るが、自分の分だけは先に洗っといてくれている。感謝だ。 学校の支度を終え、外でなぜか毎日待ってくれている姉ちゃんと一緒に学校へ行った。(遅いと殴られた。先行けばいいじゃねぇか。) ほら、思い返してみてもいつも通りの朝だ。変わったことなんて、なにもない。 ・・・・・・なんだよ、泣いてねぇよ。 ともかく、いつも通りの始まりだったんだ。ならいつも通り“普通”に終わるべきだと俺は声高々に主張する!
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