第一章…[Blind]

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    「ぽいね…」       それにしても綺麗な子だったな…       「もー、何してんの?」     ムッとした顔で知念と裕翔が近づいてきた。       「ごめんごめん なんか転んでる人が居てさ」         「本当に圭人ってそうゆうの無視出来ないよね(笑)」     知念がフッと笑いながら言った。       「そうかなぁ さっ、行こ行こ」         かなり時間使っちゃったな     今日は4人でボーリングしに行くんだ。         ワイワイ話しながらボーリング場に向かう。          「さみーよぉー」     知念が一瞬ニヤッと笑い、俺の背後に回った       「えいっ!」       俺の背中に入った知念の冷たい手     「っ…あ"ぁぁぁぁ!!!!」       ゾワッとして叫んだ       「うるせー(笑)」       山ちゃんが笑いながら耳を塞ぐ。        「いいないいな、俺もー!」       と、裕翔は俺の腹に突っ込んできた。    
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