戻ることのない…

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次の朝、特にやることもない僕は、ついさっき来たお手伝いさんが置いていった本を読み始めた。 お手伝いさんは僕が小さいときから同じ人だから、ものすごく心配してくれた。 まぁ、お手伝いさんに育てられたようなもんなんだ。 僕は病気の事はいっさい知らなかったが、ものすごく危ない病気だとゆうことは感づいていた。 検査が多すぎる…。 どうせ僕のことを心配してる人は少ない…。 だったら死んでもかまわない… そう思っていた。
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