手を繋ごう

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   KSide       まだ2月。 昼間の間は温かい日もあるが、夜はまだ寒い日が続く。       俺はそんな冬の寒空の中、恋人の赤西仁と散歩をしている。       「なあ和。 星超綺麗だな。」 「ほんとだ・・・綺麗・・・」 顔を上げるとそこには綺麗な星がいくつも散らばっていた。 俺と仁は時間を忘れ、ずっと2人で星を眺めていた。 「・・クシュッ・・」 俺はくしゃみをした。 「和、寒いの?」 「うん・・ちょっとだけ・・」 俺が言うと仁は俺の手と仁の手を繋いだ。 そして、その手を仁が着てるジャケットのポケットの中にいれた。
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