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二時間目、英語。スピーチは頭を通りすぎて行くだけ。
ボクはいつのまにかキミをみつめていたんだ。どうして?それはわからない。あの時放課後ぽつんと教室に寂しくいた姿が忘れられなくて。キミのこと盗んでしまいまかった。
肌はとても白くてプラスティックのようだったけど、触る度に温かくなっていく気がする。
だけどきづいたんだ。キミはいつかボクから離れそして消えていく。
学校の先生もおしえてくれなかったし、ネットでも伝わらなかった。
キミはどうしてそんなに白いの?クラスの誰よりも肌がしろい、冷たさのように見えて暖かい。自分を犠牲にしてまでマチガイを無かったことにしようという性格なのは分かるけど、受験の日も雪よりも白い姿でボクを支えてくれた。
素直に好きって言えなくてごめんね。
またいつかどこかで会えるといいね。
消しゴム。
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