プロローグ

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就職課 『おい亮佑なんかいい仕事あったか?』 『ゼーンゼン、なんかピンとくるものがないよ』 『達哉はどうなんだよ』 『俺は製薬会社にしようと思ってさ』 『製薬会社?お前がぁ』 『なんだよ』 『いやぁ わりぃ わりぃ でもなんでまた?』 『製薬会社の給料なかなかいいし、医者の接待とかで酒はがぶがぶ、ナースとは合コン三昧!まさに天職とはこのこと』 『f^_^;お前らしいな』 『この時期就職決まってないなんてお前くらいだぜ!やりたいことないのか?』 やりたい事・・・ないわけじゃなかった マスコミ・・・広告代理店でコマーシャル撮影のプロデューサー・・・ でも、三流大学出身の俺には無理・・・ しかも、動機は不純 業界人になって芸能人やアイドルなんかと仲良しこよし 夜なのに『おはようございます』なんて挨拶したくらいにして 達哉以上に軽いノリ 誰にも内緒で大手広告代理店に願書出したけど、 書類選考落ち・・・・ 恥ずかしくて誰にも言ってない秘密
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