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ゆうき『............』
目の前にひろがる
信じられない光景
あたり一面に描かれた....
ゆうき『クローバー....』
初夏の
あの家の
庭のよう
それにこの画のタッチ....
ケイ『彼氏からの指名で俺がエスコートなんだ』
立ちすくむアタシの手をとり
ホールの真ん中に足を進める
ケイ『一曲....踊れ』
曲が流れると同時に
強引にグッと腰を抱かれる
ゆうき『あぁぁあたしっっ
踊れません////』
ケイ『だいたいでいいんだよ』
曲に合わせて
ケイさんのリードで
ダンス....
そうこうしてると
他の生徒たちも入場してきた
なんだか訳が分からず
惚けてる自分がいる....
ケイ『....もっと嬉しそうな顔しろよ
せっかくの彼氏のプレゼントなんだ』
ゆうき『やっぱり....
これセイちゃんの画だよね?』
ケイ『....これ。
セイからラブレター』
礼服の内ポケットから可愛らしい封筒の手紙を取出し
アタシの手のなかに...
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