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朱理『....ゆうき?』
朱理の言葉にぱっと顔をあげる
ゆうき『嬉しい....
すごく嬉しい
セイちゃんがアタシのために描いてくれた画だ』
胸の辺りがじんわり温かくなる
きっと大丈夫
画家としてのセイちゃんも
アタシたちの関係も
根拠なんてないけど
大丈夫って自信がある
自然と笑顔になる
ケイ『俺のエスコートいらねぇじゃん』
ケイさん....
きっと心配したセイちゃんに頼まれたんだよね
京ちゃんも
ゆうき『ありがとう』
キラキラ
光の中で微笑むゆうき
見守っていた
すべての人も
自然と安堵の笑みがこぼれる
『なに...これ....っっ』
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