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アリア『セイちゃんに愛して欲しかった
でも...セイちゃんの心にはいつもあなたが居て
苦しかった
悲しかった
嫉ましかった
あなたが居なくなれば...
そう思った』
そこまで話して
アリアさんはイベントホールをぐるっと見渡した
アリア『...でも違うわ
セイちゃんはあなたを失っても
あなたしか愛さない...
あたしじゃ駄目なんじゃない
あなたじゃないと駄目なのね』
アリアさんの瞳は今にも泣きだしそうな
悲しい瞳をしていて
胸が締め付けられる
アタシは深々と頭を下げた
ゆうき『ありがとうございました』
思いがけないお礼の言葉に
目を丸くするアリア
アリア『セイちゃんの愛を独り占めにした
謝罪...でわないの?』
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