第23章 煌めく宝石

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ある日の朝… 一人の少女が 親を亡くし 家を無くし 生きる気力を無くしていた そんな時 彼女はやってきた 彼女の名は… ミルイ・サリア 彼女は綺麗な白い髪をして 綺麗な白い肌をして 綺麗な白い洋服で ボロボロになった 少女に近づいた… ミルイは言った 『貴方のお名前は?』 少女は力無い声で答えた 『ナハル…ナハル・ナハル…』 彼女はニッコリ笑い 手に持ったガラス箱を 開けながら言った 『ナハル、このガラス魂を一つ取りなさい…』 箱には綺麗な宝石の様なガラス魂が入っていた… 『宝石じゃないの…?』 ナハルは聞いた 『いいえ、只のガラス魂よ』 ナハルは一つ手に取った そのガラス魂に亡くした 親の顔が映りあがった 『お父さん!?お母さん!?』 『ナハル、それは貴方にあげるわ』 『いいの!?』 『えぇ、それは貴方の心を埋めるガラス』 『貴方は、もう寂しくない…』 『それでも寂しいのなら…』 『私と一緒に来なさい…』 『いえ、私頑張る!!一人で生きてみる!!』 『ありがとう!!ミルイさん!!』 ミルイはそれを聞いて 返事をせず立ち去った… ------------------------------ 最後会話だけだけど それはあえてですw あと勝手な名前スマソimage=296425105.jpg
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