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「久しぶりですね星輝ちゃん」
「ふぇ?」
急に自分の名前が呼ばれ星輝が振り向くとそこに立っていたのは…
「き…輝朱さんッ!!?」
星輝は一歩さがった。
また偽者かもしれない…そんな考えが頭をよぎった。
「そんなに怯えなくて大丈夫ですよ。それより貴方の五人目の人格…ジェイクの居場所が発覚しました。今すぐ向かいましょう」
「え!?で…でも…!」
星輝は闇李を見、ムーンを見、麗を見た。
「大丈夫です。闇李は敵ではありません。ムーンと麗も眠っているだけです」
輝朱は落ち着いた様子で言った。
「な…何でわかるの?」
星輝が聞くと輝朱はふっと笑った。
「私と麗と闇李は…一応知り合いですから」
「そ…そっか…」
星輝はようやく安心して息をついた。
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