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「ヒャーッハッハッハッ!!」
狂ったように床を転がる少年。
「どうしたのですか…?」
その隣に立っていた女性は首を傾げる。
「面白ェことを発見したんだよォ…ヤツが…近づいてるぜェ…」
ククッと笑い、少年は言った。
「…?それはどういうことですか…?」
言っている意味がわからず女性はまた問う。
すると少年の声色が変わった。
「しつけーヤローだなァ…」
女性はビクッと震えた。
離れているのに耳の奥まで響く恐ろしい声。
しかし何処か色っぽいような声…。
「す…すみません…」
女性は息を荒げながら頭をさげた。
「近づいてくる…オレの別人格がなァ!!!」
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