一話・運命

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と、そのときであった。 ぐい、と髪の毛を引っ張られた。 ようやくセミロングまで伸びた髪… それを強く引っ張られ、星輝は暴れた。 「痛い離して!!」 星輝は叫んだ。 「うるせェ!!黙ってオレに従え!!」 ようやく返事が返ってきたが、その声はすごく不機嫌な声だった。 これ以上叫べばただではすまないと思い、星輝は黙りこんだ。 髪が、痛い。
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