第2章

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誰だ、このおっさん 「おじさま!大丈夫ですか?」 「幸いなことに怪我人はいないよ。そんなことよりゴメンね、部屋を貸してあげようと思っていたのに」 「いえいえ!!家がなくても生きていけますし!」 確かにそうだが、それはかなり険しい道のりだぞ ホームレス女子高生ってか 著作権的に危ないだろ! などと考えていたら、おっさんが 「おや、君は…?」 「こちらは三浦椿さん、命の恩人なんです!」 「おおっと、それは姪っ子が迷惑をおかけしました」 といって深々と頭を下げるおっさん 「ちょ、ちょっとそんな大したことじゃないですから」 彼女の叔父さんだからどんな変人かと思ったら、まっとうな人ですごく驚いた 「迷惑ついでにもう1つお願いしてもいいだろうか」 ん? 「薫ちゃんを君の家に住ませてもらえないだろうか」 は?……やっぱりまっとうな人ではなかったぁぁぁ
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