第3章

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そして、ふと目を覚ますと、頭の下に何か柔らかい感触があった えっと、何があったんだっけ… たしか、朝から叩き起こされて犬に追いかけられて、どこか分からなくなって眠くなって… 「学校ぉぉ!!!!」 俺は一気に覚醒した 「きゃっ!ど、どうしたんでか」 「あ、姫島…。」 ふと見ると、姫島は正座していた。 「なにしてるんだ?道端で正座なんてして…」 「ちょ、ちょっと!そんな変な人を見るような目で私を見ないでください!」 「これは膝枕をしていたからです。椿くんを」 膝枕…?
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