第3章

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走り続けたおかげというのは少し癪だが俺達はこの街で一番大きいモールのすぐ近くに来ていたようだ。 「運がいいですね!さすが椿くん!」 「運がいいというより、都合がよかったんだろう、きっと」 我ながらメタな発言だなとは思っている まぁ、それでもとりあえず私服を買うには非常に都合がいいことに違いない 「まぁ、とりあえず女性用の服でも見に行くか」 「えぇ!?椿くんにそんな趣味があったなんて!!!」 「次にくだらないこと口走ったら殴る、デコピンじゃなく殴る」 姫島はしょんぼりしていた。 いい気味だ。
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