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          蓮「よーするに弘君は叶やんをゆーに取られて寂しかったと。でもゆーに恨みもなければ嫉妬ものうて逆に二人に気ぃ使わせてしまう自分が嫌やと……なんやえらい複雑な感情持ってんなぁ」 弘「………るさい」 泣きながら最近思ったことや感じたことをたどたどしく暴露すれば、蓮見が内容を纏めて整理してくれた。 で、今聞いたのが俺がこうなった原因らしい。 何て言うか……確かに複雑だ。 おまけに『寂しかった』とかものすごい恥ずかしい。 出来ればこんな感情も今までの会話ややり取りも消し去ってしまいたい。 俺の脳からもコイツの脳からも。 蓮「しっかし弘君も可愛いとこあんねんなぁ。寂しいのにそれ補うもん見つけられんと泣くまで我慢するって、めっちゃ子供やん」 弘「うぅ~……もうホントお前黙れよぉ!!!!」 蓮見がケラケラ笑って頭を撫でてくる。 俺は恥ずかし過ぎて目の前の意外と広い胸に顔を埋める。 蓮「おっ!弘君がなんや積極的!!」 弘「…………」 死ぬ。 今俺マジ羞恥で死ねる。 誰かコイツの口を縫ってくれ。  
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