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住宅街を金に近い茶髪を靡かせ少女は物凄い勢いて駆け抜けていく。
「ヤバイ…
せっかくの皆勤がパァだよぉ!!!!」
そう…泣き叫びながら…
「あの!!」
「へ……?」』
そんな、奇怪少女に学ランの男子高校生が声をかけた。
…なんと、勇気のある少年だろうか…。
だが、少女にとってはこれが災難の第一歩であった…
遅刻しそうな日に限って声をかけられてしまうなんて、なんて間の悪い。
哀れ、少女よ。
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