プロローグ

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―天正6年 毛利家は、織田信長と交戦中の石山本願寺への支援の為に、『毛利水軍』『村上水軍』の連合軍を率いてここ、大坂湾へとやってきていた。 その数は、およそ軍船600隻。 皆は初め、信長の軍船など尽く沈めてくれると息を巻いていた。 そして遂に現れた織田水軍を見て、皆は声を失った。 南からやってきたのは、表面を鉄板で覆った巨大な軍艦だったのである。
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