第3話~誤魔化し~

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それから、年月が流れて愛莉は中学に上がった・・・。 愛莉は、流石に俺の嘘を見破った。 愛莉[お父さん・・・本当はお母さんはどうなったの!] 責め立てられる俺・・・。 もう・・・隠し通すのは限界だな・・・。 邦衛[・・・知りたいか?] 愛莉[当たり前だよ!早く教えて!] 邦衛[そうか・・・じゃ こっちに来てくれ・・・] 俺は、新聞を置いて立ち上がった。 この頃には、俺は少し立ち直っていた。 アパートから、出て家をローンで買った。 俺は、愛莉を連れて仏間に向かった。 この仏間は、愛莉が入るのを禁止していた。 今日、初めて愛莉を入れる・・・。 邦衛[ここに、愛莉のお母さんか居る・・・] 愛莉[お母さん・・・] 俺は、ドアを開けて部屋に愛莉を招き入れた。 邦衛[ほら・・・入って?] 愛莉は、回りを見渡す。
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