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それから、年月が流れて愛莉は中学に上がった・・・。
愛莉は、流石に俺の嘘を見破った。
愛莉[お父さん・・・本当はお母さんはどうなったの!]
責め立てられる俺・・・。
もう・・・隠し通すのは限界だな・・・。
邦衛[・・・知りたいか?]
愛莉[当たり前だよ!早く教えて!]
邦衛[そうか・・・じゃ こっちに来てくれ・・・]
俺は、新聞を置いて立ち上がった。
この頃には、俺は少し立ち直っていた。
アパートから、出て家をローンで買った。
俺は、愛莉を連れて仏間に向かった。
この仏間は、愛莉が入るのを禁止していた。
今日、初めて愛莉を入れる・・・。
邦衛[ここに、愛莉のお母さんか居る・・・]
愛莉[お母さん・・・]
俺は、ドアを開けて部屋に愛莉を招き入れた。
邦衛[ほら・・・入って?]
愛莉は、回りを見渡す。
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