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落ち込んで居た、瑠美さんが顔を上げた。
瑠美[すみませんでした、先生 もう少しで診察時間です]
邦衛[分かった、今日も1日頑張って行こう?]
瑠美[はい]
俺は、椅子に座り患者の名を見た。
すると、俺は驚いた。
患者の名前は、三浦 美世って名前だった。
この娘は、俺と雪菜が初めてデートした時に 迷子になって居た娘だ。
邦衛[三浦さん、三浦 美世さん 診察室にお入り下さい!]
窓の向こうに、人影がうつる。
ガラガラ・・・。
邦衛[こんにちは! 三浦 美世さんですね?]
美世[はい・・・]
俺は、美世さんを座らせて話を聞く。
邦衛[では、カウンセラーを始める前に聞きたい事が有ります]
美世[・・・・・・]
美世さんは、何も言わずにコクンと頷いた。
邦衛[カウンセラーとは、関係無いけど 美世さんって昔に デパートで迷子にならなかった?]
美世[なりました・・・]
美世さんは、ビクビクしながら話す。
邦衛[それで、あるカップルに助けられなかった?]
美世[はい・・・、優しい人達でした・・・]
邦衛[そうなんだ♪ 名前は覚えてる?]
美世[確か・・・島村 邦衛って人と橘 雪菜って人だったような・・・?]
憶えてるもんだな、あの小さかった 美世さんがあんなに大きくなったんだもんな。
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