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暫く美世ちゃんと、話して本題に入る事にした。
邦衛[今回から、美世さんのカウンセラーになる 島村 邦衛です]
俺は、さっきとは打って変わって仕事口調になり話す。
美世[宜しくお願いします・・・]
美世ちゃんが、頭を下げる。
邦衛[辛い事を、聞くけど いつ頃 性犯罪を受けたのかな?]
美世[1ヶ月前です・・・帰りの途中にいきなり襲われて・・・]
邦衛[そうなんだ、で 乱暴にされたんだ?]
美世[はい・・・死にたいです・・・]
美世ちゃんは、泣きそうな顔をしている。
それは、そうだろう・・・死にたくもなるだろう・・・・
でも、そんな事はさせない。
邦衛[絶対に、そんな事を言ったら駄目だよ?]
美世[無理です・・・]
邦衛[そうなんだ、でも 自分の命を粗末にしたら駄目だよ?]
でも、美世ちゃんはイヤイヤと首を振る。
美世[死にたい・・・楽になりたい・・・]
今日は、駄目だな・・・美世ちゃんの精神がヤバい・・・。
俺は、瑠美さんに指示を出して 精神安定剤を投与させた。
瑠美[はい! 分かりました!]
瑠美さんは、美世ちゃんの袖をめくり注射器をさした。
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